ichiスタッフのメッセージ
【ichi】巻き髪
ここ最近髪を伸ばす方が増え、巻き髪にチャレンジされる方が多くなりました。
雑誌などでもコテやカーラーで巻いたスタイルが多いですよね。デジタルパーマもその流行の一貫だと思います。
ただしコテやカーラーなどの゛熱゛に対しての知識がまったく無いまま使い続けるのは時として危険な事もあります。

髪に熱を加えるという事は髪にとって、とても負担がかかる事です。コテやアイロンでも100゜を超えるものが多いですし、高温のほうがしっかりと形を作れるし、一日のもちも良いですよね。 しかし髪はケラチンというタンパク質が主成分でできていて、タンパク質は熱に弱くタンパク変性といって熱が加わる事で形状を変えていきます。

例えば120゜の温度で10秒間熱を加えるとやや湾曲してきす。170゜で10秒間でところどころに膨潤(熱が髪の内部にこもりところどころに熱の気泡のようなものができ、それがふくらんで小さな破裂をおこす。 そうすると髪の内部に穴ができてそこからダメージが進行する)がみられます。250゜を越してくると炭化が始まってきます。

つまり髪が焦げていくという事です。目玉焼きも油をひかずに熱を加えていくと、ゆっくりタンパク質が固まっていき、ずーっと熱を加え続けると最終的には焦げ焦げでまっ黒になってしまいますよね。
髪の内部も表面熱の加え方でそれだけの負担がかかる可能性があるという事です。

ただ熱によるダメージを軽減する方法もあります。それがオイルです。特に熱を吸収して髪の内部に定着していくようなものは最適です。ichiでも十六油やアジアンムーンといったトリートメントタイプのオイルを使用しています。
乾燥毛やカラーやパーマでぱさつくような髪を、髪の内部から保湿してやわらかくしていきます。ブローやアイロンをよくやる方にはとても効果的です。

良い髪のコンディションを保つという事はいろいろな面でメリットがあります。ホームケアも楽になりますし、艶があればやはりきれいに見えます。
パーマ・カラーも楽しめる…つまりきれいでい続ける事に繋がりますよね。アイロンやコテで巻き髪を楽しむのもまたきれいになる一つの手段です。

しかし熱は髪に対して有効になる時と防害になる時がある事は忘れないで下さい。特にロングヘアーは艶があったほうがいいですよね。

私も巻いたりする事が多いので、最近スポンジのカーラーを買いました。夜、髪を洗って完全に乾かしてから巻いて寝るのですが、きれいにしっかりとしたリッジができるので、これはかなりおすすめです。
寝る時だけちょっと気をつけていただければ手軽できれいなカールが楽しめますよ!!

これもまた一つの巻き髪の楽しみ方だと思うので、興味のある方はぜひトライしてみて下さい。


                                                           ichi  -外山

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